RD社倒産
|
7年間 RD社の犯罪(違法埋め立て)を見逃してきた
県知事の責任は重大
|
1999年12月、RD産廃処分場から22000PPMの硫化水素が噴出し、その全容解明と安全回復を求めて住民運動が取り組まれてきました。
当初から元従業員の証言などで、違法埋め立てがされていたことが指摘され、処分場全体の掘削調査を要求していたにもかかわらず、これを無視し続け、解決を遅らせてきた現知事の責任は重大です。
|
ドラム缶の中身はダイオキシンと同じ発ガン物質
地下水から飲み水へ混入の恐れ
|
昨年末RD処分場から掘り出された175本のドラム缶等の中身は、コールタールや廃油、木くずなどと県は発表しました。ドラム缶はくちはて中身がほとんど流れ出し周辺土壌は異臭を発していました。コールタールは国際ガン研究機関によって、ダイオキシンと同等の発癌物質として認定されています。
さらにこのコールタールなどの油分が、周辺の地下水に流れ込んでいることが、市の調査でも明らかになりました。すでに処分場の地下水はどろどろ状態になっています。
元従業員は「埋めたドラム缶は2000〜3000本」と証言しています。処分場全体を掘削調査し、汚染物(違法)の撤去を直ちに実行させなければなりません。
|
知事の全面解決とは??
「有害物質はそのまま残し、処分場を土で覆うこと」
|
現知事は、13日の記者会見で「全面解決に努力する」と、さも処分場全体の有害物撤去をするかの様な発言をしました。県担当課では、「全体の掘削調査や有害物撤去などはなんら検討していない。
ドラム缶周辺の汚染土壌についてさえ、どれだけ撤去するか検討している段階」という話です。県の従来からの見解は、全面解決とは「覆土と水処理施設」です。
国の指導もこの方向でのお墨付きを与えるものに過ぎないことは、これまでの経過からも推測できます。これでは、問題解決とはならず不安の先送りであり、絶対に見過ごすことはできません。
|
住民は
「処分場全体の掘削調査と有害物撤去」を要請
|
住民団体が「処分場全体の掘削調査と有害物除去」の要請したのもかかわらず、県は5月26日の回答期限を過ぎてもまったく無視しています。子どもや孫たちに不安のない環境を譲り渡すために力をあわせましょう。
|
栗東市・國松市長
水道水への危機意識なし
|
太田ひろみ議員が個人質問で、「水道水は今後も安全」と発表した広報『りっとう』6月号を取り上げ、市の水道水源の7割は地下水であることから、RD処分場の地下水汚染と水道水への影響をただしました。
市長は、「市民の不安を解消するため水道水は安全と広報しただけ」と答弁。その上、太田議員に「地下水と水道水を混同している」と批判する発言まで飛び出し、危機管理意識のなさを暴露しました。
その後担当部長が現時点での安全宣言であり、将来への不安は払拭できないとする発言が行われました。しかし、市長は訂正も謝罪もしていません。これでは、市民のいのちもびわ湖も守れません。
|
処分場西側指導平坦部 きれいに見えますか???
地下水から総水銀やダイオキシンを検出
|
|
|
知事が変われば県政が変わる
変えるのは有権者・県民の力
|